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この記事は Middleman 時代に書いた古いものです。記録のため、astro-notion-blog に移行していますが、あまり参考にしないでください。
Alfred 4 へのアップデート
5月末に Alfred 4 が発表された。 Maga supporter だったので、Alfred 4 の Powerpack は無料で取得できるのだが、せっかくなので、10ポンドほど寄付をしておいた。 ただし、Powerpack の関係で Alfred 3 からは自動でアップデートできないようになっている。 前回、Alfred は brew cask でインストールしていたので、強制的にアップデートすることにした。以下、最初のセットアップについて記載する。
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cask-update を設定しているので、以下のコマンドで alfred 4 にアップデートできた。
brew cu -a alfred
- 次は macOS の Permission の設定である。Alfred はかなりシステムに近いファイルなどを触るので、それを macOS 側で許可する必要がある。3箇所の設定があるので、上から順番に設定をしていく。
- 二つ目はフルディスクアクセスの設定である。「Open macOS Full Disk Access preferences」をクリックし、プライバシー - フルディスクアクセスの Alfred 4.app にチェックが入ったことを確認する。
デフォルトからの設定変更部分
Alfred 4 はかなり細かい設定ができるので、その一部を覚書として残しておく。
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General
- Alfred Hotkey: Alfred 3 の頃からずっと ^→(コントロール+タブ) に設定している
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Features - Default Results
- Essentials: Preferences, Contacts の両方にチェック
- Extras: Folders, Documents, Text Files にチェック
- Search Scope: include folders in Home にチェック
- それ以外はリセットするといくつかのフォルダが自動設定される。その中で要らなそうなものを削除して、現在は次のフォルダだけにした。 /Applications, /Applications/Xcode.app/Contents/Applications, /Library/PreferencePanes, /System/Library/CoreServices/Applications, /System/Library/PreferencePanes, ~/Library/PreferencePanes
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Features - Actions
- Selection Hotkey が 1Password と被っているので、Option - Command - ] に変更した
- Features - Web Search: 要らないものだけを削っただけ
- Workflows: 以下のワークフローをインストールした
- Appearance: Frosty Teal に変更
- Advanced: Syncing を iCloud フォルダにおいた。Dropbox が推奨されるが、3台以上で使えないので、妥協する。
主な使い方
Alfred 4 のホットキー(私の場合は ctrl-tab)をクリックすると、次のような画面が開く。
ここでキーボードでタイプすると様々なことができる。いくつか紹介しておく。
- アプリの起動: アプリ名を書けば起動する。「slack」とすると Slack.app が出るので、リターンキーを押せばよい。2番目、3番目の場合には、↓で移動して選択するか、コマンド2, コマンド3などをタイプすればよい。
- ファイルを開く: スペースまたは「'」を書いた後、ファイル名を書けば該当するアプリで起動する。「text」とすると 一番利用度が高い「text-2nd.tex」(2年の実験指導書の LaTeX ファイル) が出てきた。リターンキーを押したら、TeXShop が起動した。
- 簡単な計算をする: 簡単な数式を書くと計算結果を出力する。「355/113」とすると 「3.14159292」と出てきた。リターンキーを押すと、結果がクリップボードに書き込まれる。あとは必要なアプリで貼り付ければよい。いちいち計算機を出さないでいいのが楽。
- 関数を含むような複雑な場合には、「=」をタイプしてから、数式を記述する。「=20*log(2^-8)」とすると、「-48.164799306」と出てきた。こちらもリターンキーを押すと、結果がクリップボードに取り込まれる。
- ファイルの場所がわかっている時には、File Search が利用できる。File Search の Navigation で設定したキー(デフォルトでは「command option /」)を押すと、パスをたどってファイルにアクセスできる。
- Finder でファイルを選択した状態で、ファイルに対して様々 Action を実行できる。Action で設定したキー(デフォルトでは「command option \」だが、私の場合は 1Password とかぶるので「command option ]」にした)を押すと、様々なアクションが実行できる。ファイルは複数個選択してあってもいい。特に「Copy Path to Clipboard」は意外と使える。
- 動作中のプロセスを止めるために「kill」ワークフローが利用できる。「kill tex」とすると「kill TeXShop」が選択できるようになった。リターンキーを押すと動作中の TeXShop を止めることができた。
- homebrew や homebrew-cask のパッケージを調べたい時には、alfred-homebrew ワークフローが利用できる。brew または cask の後に install とするとパッケージ一覧が表示される。
今後も何か面白いワークフローが見つかったら追加していく。