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これまではてなブログにて情報発信をしていましたが、令和5年3月22日より、こちらでの情報発信を始めました。2019年以前の古い記事は過去の Middleman 時代のものなので、情報が古いです。記録のためだけに残しています。

割り込みタスクボタンを GTD テンプレートに追加

1. はじめに

つばささんの以下のツイートを見ました。これ、面倒で割り込みタスクを別個に作っていたのですが、割り込み前のタスクは割り込みタスク中も時刻を計測してしまっていました。確かにタスクを分けてしまうのはいいですね。

これなら、前回作成した GTD テンプレートにも応用できそうです。早速実装しました。

2. 割り込みタスク作成

テンプレートは日本語版・英語版の両方を提供しているので、ミスのないように同時に修正していきます。すでに自分のタスクページで動作確認はできているので、それを横目に見ながら同じ処理をしていくだけです。ここでは日本語版のみを掲載します。

  1. まず、ボタンを下に設置します。隙間がないので、右のプラスボタンでブロックを追加します。
  2. ボタンを追加し、ページを編集を追加します。
  3. 名前は「割り込みタスク作成」「Create an interrupt task」とし、以下の条件を設定します。
    1. アクションに「チェックあり」
    2. ステータスが「作業中」
    3. 日付が「今日」
  4. これで作業中のタスクが抽出できるので、以下のプロパティを更新します。
    1. 「終了時間(ボタン用)」を「今」
    2. 「ステータス」を「完了」
    3. 「アクション」を「チェックなし」
  5. 「別のステップを追加」ボタンを押して、割り込みタスクを作成します。
  6. タイトルは後で入力したいので未設定のままにします。設定するのは以下のプロパティです。
    • 「日付」を「今」
    • 「ステータス」を「作業中」
    • 「アクション」を「チェックあり」
  7. このままタイトルを設定したいので、作成したページを開きます。
  8. 開くページとして「追加された新規ページ」を選びます。開き方は「サイドピーク」にしておきます。
  9. 全部完成するとこんな感じになります。
  10. 最後にボタンを横に並べます。二つのボタンを選んで「複数列」とするだけです。
  11. 最終的にこんな感じになりました。説明書きも追加しています。

3. 実行テスト

何もタスクがない状態でも急遽始まったタスクを開始できます。テストのため今日のタスクを空にしておきました。

ボタンを押すと、タスクが作成され再度ピークで開きました。タイトルの部分にカーソルがあるので、そのままタスク名を書けばよいです。タスク名はタスクAとしました。

このタスクAを実行中に割り込みタスク「タスクB」が入ったとします。ここで「割り込みタスク作成」を押すと、タスクAは途中完了となり、タスクBが作成できます。タスクAが完了となっており、新たなタスクが作成されています。

タスクBを実行中はこんな画面になっています。タスクAは完了となっており、タスクBが作業中になっています。

ここで割り込みタスクであるタスクBが完了したら、再度「割り込みタスク作成」をクリックしてタスクAの続きを実施します。

無事に割り込みタスク処理が実施できるようになりました。

4. おわりに

つばささんのツイートが素晴らしかったので、即座に GTD テンプレートに取り込みました。ありがとうございます。

修正した日本語版の GTD テンプレートはこちらになります。

https://hkob.notion.site/GTD-c4747341f67f468f8708887aa85446b9

同じく英語版の GTD テンプレートはこちらになります。

https://hkob.notion.site/GTD-based-task-database-template-using-buttons-a948ea15410c4cca9bac713da5b2ea01